弟「なんで兄貴だけなんだ！」
兄「お前は何を言っているんだ？これまでお袋の介護をして面倒を見て来たのは俺なんだぞ！？この土地と家の相続権は全て俺にあるだろう！」
弟「確かに、お袋の介護を何年もしてきたのは兄貴だし、費用も全て兄貴が出していた！…だけど、俺だって兄弟なんだから、半分はもらう権利はあるだろうって話をしているんだよ！」
母「ちょっとアンタ達、そんなに喧嘩しないで」
兄「これは喧嘩じゃない！俺は至極真っ当な事を言っているだけだ！考えてみろ。お前は今までお袋に何をしてきた？お袋の面倒を見るわけでもないし、介護費用を払うわけでもない。年末とお盆に1日だけ顔を出すだけのお前に、どうして半分も渡さなきゃいけないんだ！おかしいだろう！？」
弟「それは…っ」
兄「仮にお前もお袋の面倒を見ていて、費用も払ってくれていたって言うなら半分にするのは分かる！だが、今回の場合は違う！介護費用だって安くはないんだ！稼いでも毎月結構な金額が飛んでいくんだぞ！？その費用を踏まえて俺は半分だと納得がいかないと言っているんだ！」
弟「…」
母「2人共、少し時間を置いてまた話しましょう？」
兄弟「「…」」
兄「これじゃいつまで経っても話し合いが進まん…はぁ…どうしたらいいものか…」
兄「ん？これは…トータルライフサポート合同会社？へぇ…！経験豊富な不動産のプロとしてサポートをしてくれるところか…不動産業界で24年以上の経験もあるようだし、ホスピタリティー重視で安心の対応力」
兄「いかなるトラブルや不動産にも対応できてお客様の心に寄り添った提案をします…か。確かにいくら調べてみても話し合いは進まないし、ここは一度プロの人に相談した方がいいかもしれんな」
兄「早速問い合わせしてみよう！」
代表「お電話ありがとうございます。トータルライフサポート合同会社の筏です」
兄「相続について相談したいのですが…」
代表「お問い合わせありがとうございます！よろしければ、一度直接お話させていただければと思うのですが、いかがでしょうか？」
兄「わかりました。よろしくお願いします」
代表「トータルライフサポート合同会社の筏と申します」
兄・母「「よろしくお願いします」」
代表「まずはお話をお伺いしてもよろしいでしょうか？」
兄「先日、母から相続の話をされたんです。自分がいなくなった時の相続はどうするのかと…母からは弟と半分ずつと言う提案をされたんですが、私が納得できなくて」
代表「…と言いますと…？」
兄「母は現在介護が必要な状態です。寝たきりではありませんが、生活をしていく上でサポートをしないと生活できない状態なんです。私はずっと実家で母と暮らし、母の介護をしながら面倒を見て来たので、これまでの介護による出費の事も考えると弟と半分と言うのが納得できなくて…」
代表「なるほど…そう言う事ですね」
代表「かしこまりました。今日お聞きしたお話を含めて、一度別日で弟さんとお話をさせていただいてもよろしいでしょうか？」
兄「…はい」
代表「それと、私の方から1つご提案になるのですが」
兄「はい。何でしょうか？」
代表「以上が先日お兄様とお話をさせていただきお聞きした内容になります」
弟「…なるほど…」
代表「実はその際にお兄様にあるご提案をしました」
弟「提案…ですか？」
代表「はい。そのご提案と言うのが――…」
弟「なるほど…！そういう分け方もできるんですね！」
代表「はい！弟様のお考えはいかがでしょうか？」
弟「自分はそれで構いません！母の面倒を見て来たのは兄貴です。それは変わりませんし、母の事を任せっきりにしてしまっているのに、文句も言わずに面倒を見てくれている兄貴には感謝しているんです。実際、自分は何もしていないので…」
兄『こうして俺も弟も、筏さんの提案に納得し、後日家の現地調査をしてもらう事になった』
兄『その後、査定金額を提示してもらい、筏さんとトータルライフサポート合同会社さんで連携をしている税理士さん、司法書士さんを含めた話し合いが行われた』
代表「相続税は大丈夫でしょうか？」
代表「遺産分割の協議はこれで問題ないでしょうか？」
兄『そうして話し合いの末、家族みんながようやく納得。家の売却が始まった。しばらくして売却した家に、買い手が見つかったと筏さんから連絡をもらい、売却をする事ができた』
弟「兄貴…あの時はごめん。別のところで暮らす俺に代わって、実家でお袋と住みながら面倒を見てくれていた兄貴に色々言ってしまって…」
兄「…いや、俺の方こそ悪かった」
兄『相続の話し合いの時から、亀裂が入りかけていた兄弟仲も修復し、今は和解する事ができた』
母「なにはともあれ、無事に解決できて良かったわ」
兄「そうだな」
兄（あの時、トータルライフサポート合同会社さんに相談をしていなかったら、きっとこんなに円満に解決する事はなかった）
兄「相談して本当に良かった」